来年の春に向けた商品開発が進んでいます。
今回作成したのはボリューム感があるのに軽くてサラサラ、春先のアウターニットにピッタリの素材「ONGARESE(オンガレーゼ)」です。
まずは写真をご覧ください。
品番:ONGARESE(オンガレーゼ)
番手:1/3.2nm
混率:100%Cotton
オンガレーゼというのはイタリア語で「ハンガリー風の」という意味らしいです。
ハンガリーはずーっと前から私がいつか行ってみたい国ベスト3に入ってまして、それについては特に理由があるわけではないんですが、三蔵法師が天竺を目指すがごとくとにあこがれている感じです。
それはさておき、
このONGARESE、ドライチュニカ加工という樹脂加工を施してあって、ふくらみがあってボリューム感抜群なのにとても軽くて肌ざわりサラサラ。
樹脂加工糸に柔らかなコーマ綿をあわせたので、ただドライなだけでなく少し柔らかさもあって優しい肌ざわりに仕上がっています。
初春のニットにピッタリの風合いです。
カラーカード掲載色は36色で、24色のソリッドカラーと12色の撚り杢のバリエーションになっています。
撚り杢は5色構成が基本になっていて、せっかく多配色が組めるので撚り杢だけのカラーパターンを並べたブックも作る予定です。
毛番手1/3.2nmなので横編み機の3ggが適正ゲージとなります。
ローゲージで厚手のニットを軽く作れるので、ざっくりとした風合いのカジュアルな羽織りものなんかをつくるのにはピッタリの商品ですね。
あとニット帽なんかにも適しています。
サラサラ風合いの軽いニット糸「ONGARESE」。
よろしくお願いします。