明日はかなり強い寒波がやってくるようですね。
今でもすでにめちゃくちゃ寒いのに、これ以上の寒さがやってくるということでしょうか。。。
恐ろしいです。
しかしながらお店の方は元気に営業いたしますよ!
寒さにあらがうために東大阪繊維研究所の厚手Tシャツをぜひ!
さて、
リネンのニットポロを試作中です。
当社はそもそもリネンの工業用ニット糸を専門に製造販売しているので、今回の企画はまさに我々の真骨頂が発揮されるべきものです。
いつも気合を入れて商品づくりをしておりますが、今回もまた深い沼にはまったモノづくりをやってやろうと息巻いております。
今回の糸は3色の異なる色を組み合わせてやや強めの撚りをかけ、それをさらに逆回転に撚って仕上げるという手間のかかった作り方をしています。
なぜそんなことをするのか。
色を混ぜるのは深くて豊かな発色にしたいから。
やや強めに撚るのはニットに張りを与えたいから。
2回撚るのは糸を均一にして美しいニットにするため。
ということです。
作りたいもの、目指していることに対して必要な技術とノウハウがあるから実現するモノ作りというわけです。
そしてこの素材を最大限に生かすために、今回はスッキリ見えつつややゆとりのある絶妙なシルエットを目指してデザインしています。
そして、
今回のニットは日本国内の工場さんにお願いしています。
これまでのマフラーやセーターはうちと親しい中国の工場さんに作ってもらっていましたが、今回初めて国内工場さんとの取り組みをスタートしました。
実のところ、この工場さんとも20年以上のお付き合いがあって、ここ10年ほどは毎年のようにとある大手アパレルさん向けにうちのリネンを編んでもらっていました。
ただ、これまでのアパレル企業向けの仕事では大手商社に間に入ってもらって糸を販売していたので、直接のやり取りは年に数回程度でした。
しかし、今回当社のブランド用としてニットを作ってもらうにあたり、久しぶりに先方をご訪問してうちのやりたいことやブランドの方向性などをお話ししたところ、前向きにご協力いただけることになったので、まずは双方が本領を発揮できるリネンのニットを作ることにしました。
とりあえず最初のサンプルをお願いしたら、いきなり完成度85%くらいの感じで上がってきたので微調整をして作った2回目のサンプルがこちらです。
![](https://www.eppyarn.co.jp/hofi/blog/wordpress/wp-content/uploads/2025/02/250207-01-1024x1024.jpg)
めちゃくちゃ良い感じです。
言うことなしです。
ということで、これから本生産に入りまして、春の終わりから初夏のあたりで発売出来たらと思っています。
よろしくお願いします!