「私の経験上・・・」というとても厄介な言葉。

「経験上」という言葉は非常に厄介です。

たとえばリネンについて。

リネンという糸には天然の凹凸があり、亜麻ガラという皮が入っており、ペクチンという糊の成分があります。

これらの要因によってリネンは均一に染まりにくなります。つまりはムラに染まります。 “「私の経験上・・・」というとても厄介な言葉。” の続きを読む

新規開発案件といっても最初はかなり原始的な方法で試験してたりします。

ZOZOTOWNが最新のテクノロジーを搭載したZOZOスーツなるものを配布して顧客の囲い込みを始めました。

着用したら瞬時に体の各パーツのサイズが分かるという機能を備えたこのスーツは無料で配布されるらしいです。

今のところ何ヶ月か待たないと手に入らないらしいですね。

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当社の主力商品であるリネン糸について、ここでもご紹介しておきたいと思います。

当社の社員が客先の皆様に商品説明をする際このブログを時々参照しているらしく、ここにも当社の主力商品の説明があると引用しやすいようなので書いておきたいと思います。

フェイスブックとか自社のウェブサイトのページなんかでも何度かご紹介しているので、知っている方は「またか!」と思われるかもしれません。

品番 : ANTWARPE(アントワープ)
番手 : 2/36NM (麻番手60/2LEA)
混率 : 100%Linen

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生地の試作の現場。物が形を変えていく様子を見ているだけでワクワクします。

東大阪繊維研究所のTシャツ作りは糸作りからスタートします。

糸は主に当社社内の設備で加工して仕上げます。色々なアイデアを出して工夫を凝らして、これだ!と思う糸を完成させます。

そうやって出来上がった糸を生地にするのがニッターさん。

ニットする人=ニッターさんで、糸を生地に編みたてる工場さんのことを指しています。

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麻の分類についての基本的なお話。リネンとラミーとヘンプとジュートの4つを覚えてください。

前回のブログで当社の主力商品がリネンであることを書きました。

リネンを日本語で言うと亜麻(あま)です。

文字に麻の文字があるとおり、麻の一種で数千年前から繊維製品の加工原料として用いられていたとされています。

エジプトのミイラを包んでいた布がリネンで出来ていたとか。 “麻の分類についての基本的なお話。リネンとラミーとヘンプとジュートの4つを覚えてください。” の続きを読む