様々な工程を経て出来上がった粗糸は引っ張りながら撚っていけば糸になります。
以上 完成。
ということなんですが、この引っ張りながら撚る工程を精紡といいましてここにも色んなノウハウがあります。 “紡績 その3” の続きを読む
モノズキたちに最高の着心地を! 東大阪繊維研究所とエップヤーン有限会社の最新情報をお届けします!
様々な工程を経て出来上がった粗糸は引っ張りながら撚っていけば糸になります。
以上 完成。
ということなんですが、この引っ張りながら撚る工程を精紡といいましてここにも色んなノウハウがあります。 “紡績 その3” の続きを読む
綿紡績の場合、カーディングが済んだ原綿をさらに均一にする工程としてコーマミングという工程があります。日本ではコーマ工程とも言ったりします。
COMBは櫛のことで髪の毛をとかすあの櫛です。このCOMBの動名詞「COMBING」の直訳「とかす事」がコーミング工程。髪の毛をとかすように繊維方向を一定に引きそろえるのが目的です。
毛紡績については工程がちょっと違うのでまたの機会にということで、今回はこのコーマ工程以降の綿紡績について。 “紡績 その2” の続きを読む
以前聞いた話、お魚がスーパーに並ぶ切り身の姿で海を泳いでいると勘違いしているお子様がいるらしい。
そういうお子様方に伝えねばいかん。「糸は紡績されて紙管に巻かれた状態で畑に生えているのではないですよ」と。(写真が紡績されて紙管に巻かれた糸です。)
エップヤーン有限会社をはじめて間もないころ、毎日ほとんど仕事もなく昼からは大工仕事のようなことをやってました。会社で使う本棚を造ったり、古い機械にペンキを塗ってみたり。
ある日使っていたカンナの刃が刃こぼれしているのに気がつき刃研ぎのお店をネットで探していると、会社のすぐ近所に刃物屋さんがあることが分かりすぐに持っていくことにしました。
“道具の手入れのこと” の続きを読む「社内に撚糸機があるので小ロットで別注糸を作ることが出来ますよ」という提案をよくやるんですが、なかなか別注品の糸まで作ろうというお客さんは少ないです。
別注糸というもののハードルが高いイメージなんでしょうね。確かに在庫品よりは納期がかかるし、小ロットといっても在庫品を買うよりは沢山作らないといけないのでコストも含めてハードルはちょっと高いと思います。
でも、糸から別注で作られた洋服の方がオリジナリティは増すんじゃないのかなと思ってますが、どうでしょう。 “別注糸を作ることの敷居の高さ” の続きを読む