前回糸の斜行を止めることがニット製品の型崩れを防ぐことに必要であることを書きました。
そしてそのために必要なことは根気強く試験するということだと述べました。
とはいえ、闇雲に試験をしていては効率も悪く作業量も膨大になってしまうので、糸の撚りバランスを合わせるための基本的な考え方を元に最初のサンプルを作成し、出来るだけ試験の回数が少なくなるようにします。
今回はやや専門的なお話になりますので、分かりにくい内容になってしまうことをご容赦ください。
“斜行を止める具体的な方法について。撚糸回数計算についての略式モデル。” の続きを読む