前回リネンという言葉の説明をしましたので、今回はその紡績方法について書きます。
この話はちょっと長くなってしまうので、何度かに分けてお話しします。
リネン原料となるフラックスもコットンやウールと同じく短繊維といわれる部類のものなので、糸にするためには紡績という工程を必要とします。 “リネン糸の良し悪しを決める諸々のこと” の続きを読む
モノズキたちに最高の着心地を! 東大阪繊維研究所とエップヤーン有限会社の最新情報をお届けします!
前回リネンという言葉の説明をしましたので、今回はその紡績方法について書きます。
この話はちょっと長くなってしまうので、何度かに分けてお話しします。
リネン原料となるフラックスもコットンやウールと同じく短繊維といわれる部類のものなので、糸にするためには紡績という工程を必要とします。 “リネン糸の良し悪しを決める諸々のこと” の続きを読む
当社の主力商品はリネン糸です。
今の世の中、調べものの答えはウィキペディアなどに書いてあるので、ここでいまさら解説を書く必要もないのかとも思います。
けれども、いざ調べてみようと思ったらネット上で大した情報も得られなかったので、一先ず自分の知っていることを備忘録ついでに書いておこうと思います。 “リネンについてちょっと細かい話をします” の続きを読む
以前聞いた話、お魚がスーパーに並ぶ切り身の姿で海を泳いでいると勘違いしているお子様がいるらしい。
そういうお子様方に伝えねばいかん。「糸は紡績されて紙管に巻かれた状態で畑に生えているのではないですよ」と。(写真が紡績されて紙管に巻かれた糸です。)
「社内に撚糸機があるので小ロットで別注糸を作ることが出来ますよ」という提案をよくやるんですが、なかなか別注品の糸まで作ろうというお客さんは少ないです。
別注糸というもののハードルが高いイメージなんでしょうね。確かに在庫品よりは納期がかかるし、小ロットといっても在庫品を買うよりは沢山作らないといけないのでコストも含めてハードルはちょっと高いと思います。
でも、糸から別注で作られた洋服の方がオリジナリティは増すんじゃないのかなと思ってますが、どうでしょう。 “別注糸を作ることの敷居の高さ” の続きを読む
エップヤーン有限会社という会社で社長業をやっております。
業務内容は主にニットセーター用の糸の企画・製造・販売。アパレルメーカーさんに糸を販売してます。
会社の場所は東大阪市。中小零細企業の集まるものづくりの町として、知っている人は知っている町です。 “糸作りのこと” の続きを読む