糸作りの作業としてはこういうことをやっていますよ、というわかりやすい説明(のはず。。。)

Tシャツを作るための糸は自分たちで作っています。

この「糸を作る」ということはいったいどういった作業なのかということをご説明したいと思います。

最近このブログで書いていることについて、当社の社員たちから「非常に分かりにくい」という指摘を受けたので、今回は写真を交えて出来るだけ分かりやすくするよう心がけたいと思っております。 “糸作りの作業としてはこういうことをやっていますよ、というわかりやすい説明(のはず。。。)” の続きを読む

染色のお話の続き。最近なぜか度々質問を受けるカチオン化綿のこと。

これまた最近良く聞かれる質問で、「カチオン化綿を使うと何でメランジに染められるのですか」というのがあります。

染色の話になると化学の要素がいっぱい出てきて話が急に分かりにくくなります。

仕事のミーティングのときにも出来るだけ簡単に話すように心がけていますが、自分自身きっちりと理解できていないことも多く、話しているうちに迷宮入りすることもしばしばです。

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糸の企画・設計をするということ。糸屋の担っている役割について。

唐突ですが糸を購入されたことはありますでしょうか。

一般の方が糸を購入する時は大抵手芸店に行かれるか、インターネットで探されるのかと思います。

手芸店に置かれている糸を作っているのは誰かといえばもちろん紡績メーカー、撚糸工場、染色工場などの各加工場です。

けれども、それらの工場の人たちが完成品の糸まで全ての設計をするわけではありません。 “糸の企画・設計をするということ。糸屋の担っている役割について。” の続きを読む

新商品はコットンリネンのビンテージ風素材です。

私事ですが、先日8/1に長男が誕生し、昨日8/6に15年一緒に過ごしたワンコが亡くなりました。

出会いと別れが一時に集中したことで我ながら少しパニックになってしまいましたが、こんな時こそお仕事に集中ということでまたブログを更新したいと思います。

今作っている新しい商品のご紹介。

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斜行を止める具体的な方法について。撚糸回数計算についての略式モデル。

前回糸の斜行を止めることがニット製品の型崩れを防ぐことに必要であることを書きました。

そしてそのために必要なことは根気強く試験するということだと述べました。

とはいえ、闇雲に試験をしていては効率も悪く作業量も膨大になってしまうので、糸の撚りバランスを合わせるための基本的な考え方を元に最初のサンプルを作成し、出来るだけ試験の回数が少なくなるようにします。

今回はやや専門的なお話になりますので、分かりにくい内容になってしまうことをご容赦ください。

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