前回リネン紡績の前処理について書きました。
原料には一等亜麻のラインと二等亜麻のトウという種類があること。
原料を柔らかくするスカッチングと殻や芯を取り除くハックリングという2つの工程があること。
さてここでちょっと怖いお話です。 “リネン選びに失敗しないための余談的なお話” の続きを読む
モノズキたちに最高の着心地を! 東大阪繊維研究所とエップヤーン有限会社の最新情報をお届けします!
前回リネン紡績の前処理について書きました。
原料には一等亜麻のラインと二等亜麻のトウという種類があること。
原料を柔らかくするスカッチングと殻や芯を取り除くハックリングという2つの工程があること。
さてここでちょっと怖いお話です。 “リネン選びに失敗しないための余談的なお話” の続きを読む
前回リネンという言葉の説明をしましたので、今回はその紡績方法について書きます。
この話はちょっと長くなってしまうので、何度かに分けてお話しします。
リネン原料となるフラックスもコットンやウールと同じく短繊維といわれる部類のものなので、糸にするためには紡績という工程を必要とします。 “リネン糸の良し悪しを決める諸々のこと” の続きを読む
自社製品の宣伝します!
当社の品番ROOSEVELT 2/50NM 100%Cotton(ペルーコットン) のカラーを増やしました。
21色→28色に増えます。
ペルーコットンの中でも膨らみと弾力に富んだ超長綿「デルセロ」をベースに紡績された糸です。
濃色トップは中白になっているのでインディゴのような発色。
毛足が長くヘアリーでソフトな風合なので、春先の肌寒い時期から着られるコットン素材です。
“当社品番「ROOSEVELT」のカラーカードをリニューアルします” の続きを読む様々な工程を経て出来上がった粗糸は引っ張りながら撚っていけば糸になります。
以上 完成。
ということなんですが、この引っ張りながら撚る工程を精紡といいましてここにも色んなノウハウがあります。 “紡績 その3” の続きを読む
綿紡績の場合、カーディングが済んだ原綿をさらに均一にする工程としてコーマミングという工程があります。日本ではコーマ工程とも言ったりします。
COMBは櫛のことで髪の毛をとかすあの櫛です。このCOMBの動名詞「COMBING」の直訳「とかす事」がコーミング工程。髪の毛をとかすように繊維方向を一定に引きそろえるのが目的です。
毛紡績については工程がちょっと違うのでまたの機会にということで、今回はこのコーマ工程以降の綿紡績について。 “紡績 その2” の続きを読む