衣料用途の繊維にはいろんな種類があります。
天然繊維と呼ばれる綿や麻、羊毛、絹などに加えて、合成繊維にはポリエステル、ナイロン、アクリルなどが有り、再生繊維にはレーヨンやトリアセテートなどがあります。
それぞれの繊維を染めるための染料や染色方法は違っていて、その違いによって糸の発色に色んなアレンジを加えたり出来る反面、色んなトラブルが発生したりします。 “糸の染色について時々質問を受けるので、ちょこっと書いておきます。” の続きを読む
モノズキたちに最高の着心地を! 東大阪繊維研究所とエップヤーン有限会社の最新情報をお届けします!
衣料用途の繊維にはいろんな種類があります。
天然繊維と呼ばれる綿や麻、羊毛、絹などに加えて、合成繊維にはポリエステル、ナイロン、アクリルなどが有り、再生繊維にはレーヨンやトリアセテートなどがあります。
それぞれの繊維を染めるための染料や染色方法は違っていて、その違いによって糸の発色に色んなアレンジを加えたり出来る反面、色んなトラブルが発生したりします。 “糸の染色について時々質問を受けるので、ちょこっと書いておきます。” の続きを読む
以前こちらのブログでも書きましたが、サフィラン社のフレンチリネンをストック販売することに決めまして、ようやく販促用の資料が完成しましたのでこちらでもお知らせいたします。
品番 : SAFILIN(サフィラン)
番手 : 2/26NM
混率 : 100%Linen (FrenchLinen)
ストックカラー : 28色
唐突ですが糸を購入されたことはありますでしょうか。
一般の方が糸を購入する時は大抵手芸店に行かれるか、インターネットで探されるのかと思います。
手芸店に置かれている糸を作っているのは誰かといえばもちろん紡績メーカー、撚糸工場、染色工場などの各加工場です。
けれども、それらの工場の人たちが完成品の糸まで全ての設計をするわけではありません。 “糸の企画・設計をするということ。糸屋の担っている役割について。” の続きを読む
私事ですが、先日8/1に長男が誕生し、昨日8/6に15年一緒に過ごしたワンコが亡くなりました。
出会いと別れが一時に集中したことで我ながら少しパニックになってしまいましたが、こんな時こそお仕事に集中ということでまたブログを更新したいと思います。
今作っている新しい商品のご紹介。
“新商品はコットンリネンのビンテージ風素材です。” の続きを読む前回糸の斜行を止めることがニット製品の型崩れを防ぐことに必要であることを書きました。
そしてそのために必要なことは根気強く試験するということだと述べました。
とはいえ、闇雲に試験をしていては効率も悪く作業量も膨大になってしまうので、糸の撚りバランスを合わせるための基本的な考え方を元に最初のサンプルを作成し、出来るだけ試験の回数が少なくなるようにします。
今回はやや専門的なお話になりますので、分かりにくい内容になってしまうことをご容赦ください。
“斜行を止める具体的な方法について。撚糸回数計算についての略式モデル。” の続きを読む