HOFI-004ペルーコットンのTシャツの着用試験が100回を超えまして。

上記写真は当社品番HOFI-004ペルーコットンTシャツを私自身が着用した日付の一覧です。

合計日数は51日で、これは私が着用試験をした2枚目のTシャツの記録です。

これと平行してもう1枚試験をしているのですが、そちらは2枚目の試験を始める半年くらい前から、日付を記録せずにひたすら3日に1回着るという事を続けていたので、少なくとも2枚目よりも50回以上は多く着用していることになります。

2枚目の試験を始めてからは2枚目を着用した次の日に必ず1枚目を着るというルーティンにしたので、1枚目は合計で100回以上着用していることになります。

着用の状況ですが、冬場はカッターシャツやネルシャツのインナーに夏場はアウターにしていまして、時々は着用したまま布団に入って寝てたりします。(笑)

また最近は会社移転の為の作業も多く、それが無くても元々倉庫の片付けや荷造りなども行っているので、事務仕事と肉体労働が7:3くらいのイメージで着ている感じでしょうか。

今回の記事ではこの2枚の着用試験品についてレポートをしたいと思います。

ちなみに以前、1枚目を50回以上2枚目を5回着用したときのレポートをこのブログに上げましたので、ご興味があればそちらもご覧ください。
自社の商品をひたすら着用して強度や風合い変化の試験をしてみました。

写真の一番手前が試験1枚目(100回以上着用)、真ん中が試験2枚目(51回着用)、一番奥が未使用です。

色については未使用のものから比べると試験1枚目も試験2枚目もかなり落ちています。

試験1枚目と試験2枚目の差はそれほど大きくはありませんが、少しだけ青みが減ってうっすら赤みが出てきたようにきたように感じます。

これは青の染料よりも赤の染料の方が耐久力が強いことによるものだと思われます。

縦方向の寸法は最初に洗濯した時点で約3~4%縮みますが、2回目以降はほぼ(というか全く)変わりません。

身丈以外の各部の寸法についても1枚目と2枚目には差は無かったです。

縫い目の糸切れもほつれも無くしっかりしています。

袖口やアームホールにもほつれなどは見られません。

縫製屋さんの技術が良いというのもありますし、生地がしっかりしていて伸び少ない分縫い糸が引き伸ばされることが無いために切れにくいということがあるようです。

衿部分、上から未使用、試験2枚目(51回着用)、試験1枚目(100回以上着用)です。

試験1枚目と試験2枚目はほとんど同じコンディションで、さすがにこれだけ着ると少し伸びてきましたが、元々首周りが若干つまり気味のデザインになっているのでこのくらいなら良いのかなと思っております。(笑)

身生地部分も衿部分も未使用に比べて肌ざわりは少しパサついてきた感じですがまだまだ十分柔らかさを保っていまして、このあたりはペルー超長綿の強さを感じられるところですね。

ちなみに肌ざわりについても試験1枚目と試験2枚目にそれほど差は感じません。

元来コットンのワタそのものには天然の植物油が含まれているので最初はしっとりとしたやさしい肌ざわりなのですが、洗剤で何度も洗っているうちに油分が落ちてパサついてきます。

やわらかさだけについて言えば市販の柔軟剤を加えて仕上げれば十分に戻ります。

しかし、私自身は素材本来の肌ざわりが自然に変化していくのを楽しみたいので洗濯時に柔軟剤は入れません。

そのために、元々ワタそのものが強くてしっかりしていながら柔らかな肌ざわりのデルセロコットンという超長綿を使用してこのTシャツを作りました。

たまたま嫁さんも柔軟剤が好きではないので、そもそも我が家には柔軟剤が無いのですが。。。

といったわけで、51回着用したものと100回以上着用したものについて見比べてみました。

結果としてはこんな感じ。

色は、、、着用回数に応じて落ちていきます。

サイズ感は、、、1回目着用時からほぼ変わりません。

各パーツの傷みは、、、特にありません。

肌ざわりは、、、少しだけパサついてきましたが、まだまだ柔らかいです。

手前味噌ですが、悪くない結果かなと思います。

次は150回着用してもこの状態を維持していることが目標です。

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