Tシャツブランドを始めてからインスタグラムにもボチボチ取り組むようになりました。
最初はおっかなびっくり写真や文章を投稿していましたが、最近は多少使い方にも慣れてきてどんな写真を投稿するか決めるのも早くなってきたように思います。
うちのインスタグラムにはいつもTシャツや生地や店舗の写真に加えて、私の趣味であるイラストの写真なんかも載せていて、Tシャツについては着たときの雰囲気が分かるように私自身が着用した写真を出来るだけ多く載せるようにしています。
あえて白髪頭のおっさんである私自身がモデルをやっているのは単に自分が着ればモデル代がタダになるからという理由ではなく、スタイル抜群でイケメン(って言葉はまだ生きてる?)のモデルさんが着てたり外国人が着てたりする写真を見るたびに「そらこの人が着たらカッコよく見えるわ」といつも思うからです。
私は来月で46歳になるおっさんです。しかも若いころからの白髪頭で実年齢以上に老けて見えます。
そんなおっさんが恥ずかしげもなくモデルをやっていれば世の中のおっさんたちが多少なり共感してくれるのではなかろうかと思ってコツコツ写真を投稿しているわけです。
もちろん若い人たちにも着てもらいたい。
若い人たちについては服選びにも慣れているでしょうから、おっさんが着ている写真を上手に頭の中で補正して自分に似合うかどうか想像していいただければとてもありがたいです。よろしくお願いします。
さて、
その着用写真について、東大阪繊維研究所のインスタグラムをご覧になったことがある方は皆さんご存知かと思いますが、割とふざけたポーズで写っていることが多いです。
こんなのとか、
こんなのとか、
こんなのや、
こんなのもあります。
なぜこんなポーズなのか?
楽しいからです。
写真はいつも同じ社員が撮影してくれてまして、毎回その社員と一緒にどんな写真がバカバカしいか真剣に打ち合わせしながらポーズを決めています。
あるときは
「ユリ・ゲラーって今でも元気にしてるんかな?」
とかいいながらネットで画像を検索してポーズの参考にしたり、
「社長、レゴブロックの人形のポーズをやってみてください」
とか言われてみたり、
あるときは「ギター ポーズ ダサい」というワードでググってみたらどんなのが出てくるかな?と話し合って決めたりしています。
そして面白そうなポーズを見つけたらそれを真剣にコピーする。
「社長、右手の手首をもっと上げてください」とか「腰のひねりが足りてません」とかいわれながら、真面目にやってます。
通りがかった別の社員に「これ何のポーズか分かる?」と聞いてみたり「写真の再現性どうかな?」とか聞いてみたりして、ほぼ毎回「いや、ちょっと良く分かりません」とか言われつつ、何枚も撮影しては写真をチェックしてということを大真面目にやってます。
このバカバカしい作業を仕事のフリして真剣にやるのがとても楽しい。
たぶん撮影に参加してない社員たちは「また遊んでる。。。」と思っているはず。
そうなんです、気分としては遊んでるんです。
でも使命感としてはこの楽しい感じをインスタを通じて外部の方たちに伝えたいんです。
とかくモノづくり企業というのは技術が云々とか真面目さとか勤勉さとか、そういうものをアピールしがちです。
けど、技術が優れているというのはモノを作るうえでは当たり前と言うか、優れていなければモノは売れません。
ちゃんとした良いものを作ったうえで、それを楽しみながら作っているということが大事なことなんじゃないかと私は考えています。
もっといいものを!もっと質の高いものを!と考えて悩んで頭を抱えて仕事をしている感じは出来るだけ人には伝わらない方がいいし、実際にそんな雰囲気なることは時々しかなく、だいたい毎日「次は何を作ったら楽しいかな?」「なにをやったら面白いかな?」ということを考えながら仕事をしてます。
そんな私たちの日常の雰囲気を伝えるために「真剣にバカバカしい写真を撮影してインスタに投稿する」ということに取り組んでいるわけです。
おかげでたまに「社長がふざけている写真がなかなか良い」と言ってくれる方もいますし、実際におかしなポーズを投稿したときの方が「いいね」が沢山つきます。
しかし、その手の写真を投稿すると見事なまでに毎回何人かフォロワーさんが減ります。笑
新聞に掲載してもらったりイベントに参加したり、なんだかんだ一生懸命やっていると少しずつフォロワーさんが増えますが、ふざけた写真を載せるとサクッと減ります。
イメージではコツコツ10人増やしてサクッと2~3人減る感じです。
最初は「あれ?こういう感じの写真はやっぱり投稿しない方がいいのか?」とも思いましたが、すぐに気にするのはやめました。
どっちみち真剣にモノづくりをしていることもバカバカしいことを楽しんでいることも同じく自分たちの日常です。
特に「楽しむ」ということは私たちの基本姿勢でもあるし、なんならモノづくりをする目的の一つでもあります。
ふざけた写真がその雰囲気をちゃんと伝えられていないこともあるかも知れませんが、とにかくモノづくりを楽しんでいる普段の私たちをそのまま表現しようと思って投稿しているので、合わないと感じた人が離れてしまうのはあまり気にする必要はないのかなと思ってます。
せっかくSNSを活用するなら出来るだけフォロワーさんとか顧客を増やしたい、と思っている人や企業は沢山いると思います。
もちろん私たちも同じで、インスタを通じてうちのTシャツの出来の良さを伝えたいと思っています。
けれどもそれと同じく、私たちの普段の雰囲気を知ってもらって共感してもらえたら、結果的にその方がTシャツの魅力も伝わりやすいのじゃないかなと思っています。
なので、また明日も次のポーズについて社内で真剣に話し合いたいと思います。