「南條賢太をカッコよく魅せるTシャツ!」-近日公開予定のクラウドファンディングのサイトを限定公開します!-

東大阪繊維研究所が近日公開する予定のクラウドファンディング「南條賢太をカッコよく魅せるTシャツ!」のサイトを限定公開します。

南條賢太をカッコよく魅せるTシャツ!ラガーマン視点から生まれたTシャツの多様性

今回のクラウドファンディングでは大きく2つのテーマを伝えたいと思っています。

一つはユニバーサルデザインTシャツという考え方のこと。
もう一つは南條賢太という人が取り組んでいる子供たちのための活動。

今回のTシャツを作るきっかけは東大阪繊維研究所の直営店舗に来られるラガーマンの方たちとのやり取りでした。

分厚い胸板に太い首、肩や腕に大きな筋肉を持つラガーマンたちの多くが「自分たちの体型に合うTシャツが少ない」と言います。

たとえばユニ〇ロなどで売られているベーシックTシャツを買いたいと思って試着してみると、肩や腕の筋肉が収まるちょうど良いサイズは3Lだけどそれだと丈が長すぎて足が短く見えてしまう、というケースが多いとのことでした。

仕方が無いから丈を重視して出来るだけタイトなサイズを選ぶけど、そうすると襟が小さくて喉元が窮屈になったり、肩が動かしにくかったりして不快なことが多い。

そういうご不満を解決するために、ラガーマン体型をカッコよく見せるTシャツのデザインを突き詰めてみたところ、不思議なことにぽっちゃり体型の男性や小柄な女性、中学生でも年配の方でもみんながカッコよく見えるTシャツが出来上がりました。

デザインの詳しい説明はクラファンのサイトに書きましたのでそちらをご参照いただけるとありがたいです。

一般的に誰にでも似合うTシャツというと、それこそユニク〇のベーシックTで良いんじゃないの?と思う方もいるかもですが、体型の平均値を元に作る「ベーシック」なデザインは平均的ではない体型の人にはやはり似合いません。

ところが逆三角形の体型に合わせて作ったデザインであれば幅広い層の人に似合うものになるということが今回のモノづくりで見えてきたので、私たちはそれを「ベーシック」ではなく「ユニバーサル」という解釈でお伝えすることが出来るんじゃないかと考えました。

そのため、もともと「ラガーマンのためのTシャツを作りました!」というクラウドファンディングにしようかなと思っていましたが、途中から「ユニバーサルデザインTシャツで誰でもカッコよくなれる」というテーマに改めました。

なので、今回のクラウドファンディングは一見するとラガーマンのための企画のように見えますが、実は多くの人にとって快適でカッコいいTシャツのご提案になっています。

まさにラグビーの精神「一人はみんなのために、みんなは一人のために(one for all all for one)」そのもので「ラガーマンTシャツはみんなのために、みんなのTシャツはラガーマンのために」というわけです。

そしてもう一つの大事なテーマ、私たちと南條賢太さんとの出会いと彼の活動をお手伝いしたいと思った理由について。

南條さんは元神戸製鋼の選手で23歳以下の日本代表のコーチなどを務められた、ラグビー業界では有名な方らしいのですが、中日ドラゴンズのこと以外のスポーツ全般にほとんど興味のない超インドア派の私は彼の経歴も含めてどのくらい凄い人なのか今に至ってもまだ良く分かっていません。

私にとっての南條さんは最初は店舗に来てTシャツを気に入ってくれたお客さんでした。

そしてお話を伺っていくうちに「この人の想いに応えなければいけない」という大事な人物に変わっていきました。

私がそう思うにいたる経緯の中にはいくつかの奇跡的な偶然もありましたが、それについてはここでは書かないことにします。

何よりも彼が取り組んでいる「こどもたちのこころの格差をなくしてあげたい」という活動に私自身が大いに共感したことが、今回のクラウドファンディングを実施する大きな動機になっています。

アパレル業界で仕事をしていると最近特に「SDGsについて何か謳い文句のある素材はないですか」というような問い合わせを多く受けます。

それに対して素材メーカーのほとんどが「オーガニックコットン」とか「リサイクルポリエステル」など地球環境に優しいエコ素材というカテゴリーを提案しています。

オーガニックやリサイクルの素材を否定することはないし、出来ればそういうものを使っていった方が良いとは思いますが、私自身は地球環境がどうこうという大規模な話にあまり現実味を見出せず、当社のような小規模事業者でも長く取り組めるSDGsのテーマがないものかと模索していました。

そんな中で南條さんと出会い、経済格差や人種の問題などから生じる子供たちのこころの格差をなくしたいという思いをもって多文化共生というテーマで活動をされていることをお聞きして、これは私にとっても大事なテーマであると感じ一緒に何か取り組みたいと思いました。

「子供たちのこころの格差」というとシリアスで重いテーマのように感じる人もいるかもですが、これは難しい話ではなく私たちの役割は「出来るだけ多くの子供たちが楽しく過ごせて色んなことを学べる環境作りをお手伝いする」くらいのイメージだと思います。

南條さんはラグビーというスポーツを通じてまずは地元の子供たちにそれを提供するべく色んな取り組みをされています。

その取り組みの中で「地元の企業と協力し合ってモノを作り上げるところを子供たちに見せたい」という彼の思いに応えるためのパートナーとして今回うちが名乗りを上げた感じです。

地球には申し訳ないけど、私にとっては地元の子供たちの方が大事なのです。

そんなわけで、今回のクラウドファンディングの収益は南條さんが主催するラグビースクールに通う子供たちの活動に寄付します。

使い道としてはスクールで定期的に行われるお祭り「楕円の縁日」で子供食堂を開催するなどの案が出ていますが、道具を購入してもいいしユニフォーム購入に充ててもいいし、使い道はまたみんなで相談すればよいと思っています。

クラウドファンディングを公開したらまたこのブログやインスタグラムなどでお知らせします。

皆様ご支援よろしくお願いします。

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