リネンコットンスラブの糸を黒ベースの杢調でまとめた新商品「TOFFEE-NOIR」のご紹介です。
まずは写真をざっと並べてみましたのでご覧ください。
品番: TOFFEE-NOIR(トフィー・ノワール)
番手: 1/3.7NM
混率: 57%Linen 43%Cotton
最近当社で流行っている黒杢です。(笑)
黒を基調とした重厚感のある雰囲気なので、一味違ったリネンコットンのニットを作ることが出来ますよ。
リネンというとナチュラルなイメージですが、たまにはこんな風にキリッと引き締まった印象で使ってみてはいかがでしょうか?というご提案ですね。
それと重めのカラーなので秋冬のシーズンに向けても使えるかと。
そもそもこのTOFFEEという品番は白ベースの杢で展開されている商品で、そちらのカラーラインナップも引き続き販売していきます。
なので、白を基調とした明るいトーンとの組み合わせで使ってもらっても良いし、シーズンごとに分けても使ってもらえるということです。
ベースとなっているリネンはサフィラン社のリネンです。
光沢があって毛羽も少なくシャキッとした肌ざわりのサフィランリネンは黒のスラブと合わせるとそのカッコよさを増します。
なんというか、男前になります。
男性が着るとより男前に、女性が着ると男前というアディショナルスキルを身につけた強キャラになれるというわけですね。
とにかく個性のしっかりとしたニットが出来ますので、是非一度お試しください。
ところで、
ちょっと前の急に寒くなった時期に家にある色んなセーターを引っ張り出してみたところ、8割がた虫に食われてました。。。
夏が長かったり暖冬が続いたりで2年越しに衣装ケースから出したものなんかもあるのでこれは仕方ないですね。
おそらく暖冬傾向はこれからも続くと思うし、セーターを必要とする時期は今後も短くなるので今回のようなことは今後も予想されます。
ならば、いっそのこと虫が食べないコットンの厚手のセーターを冬に着るようにしてみたらどうなんだろうか、と思ってこの2~3週間ずっとネットで探してみました。
検索ワードは「コットン 厚手 セーター メンズ」みたいな感じだったでしょうか。
今までネットで服を検索するなんてことはほとんどなかったので、今回初めてやってみて思いましたが、「それちゃうねん!」というものがめっちゃ引っかかりますね。
コットンで薄手のモノが大量に上位に上がってきたり、コットンカシミアとか、ウールの厚手とか、とにかく本来欲しいものじゃないやつがじゃんじゃん上位に表示される。
グーグルで検索しても、楽天で検索しても、ZOZOで検索してもだいたいおんなじ感じでした。
検索エンジンがどういう仕組みになっているのか、もしくは特定の商品が検索にヒットしやすくなるような変な仕掛けがあるのか分かりませんが、とにかく不便。
時間の無駄が多すぎて、結局探すのをやめました。
私の場合ネットでは子供のオムツとか洗剤とか、いつも決まったものを買う時だけ利用するほうが良いなと思いました。
そんなこんなでコットンの厚手セーターをあきらめかけていた矢先、先日Tシャツの商品説明に伺った神戸のCedreさんでめっちゃ良いのを見つけました。
ブランドは「The Nerdys」。
ご興味ある方はグーグルで「the nerdys ハードコットンセーター」で検索してみてください。
私が購入したのはグリーンのボディに薄茶色の肘当てが縫い付けられたもので、会社で重さを量ったら813グラムありました。
これは個人的に重い服あるあるだと思っているんですが、手に取ってみたらずっしり重いけど着てみると気にならない。
特にニットなので伸びるから余計に重さが気にならない。
お店で試着させてもらってから2日ほど悩んでやっぱり欲しかったので購入しました。
まさに一期一会ですね。
ちょうど厚手のコットンセーターを探しているときにピッタリのものと出会うこの喜び。
買い物の楽しみってこういうところにもあるよなぁ。。。と思いました。
もちろん時間に余裕があるときに家でだらだらしながら色んな商品をネットで眺めるのも楽しいです。
けれども本当に欲しいものがあるときに、なかなかそれが見つからないという意味ではネットにはモノが溢れかえりすぎている。
物はいっぱいあるけどロクなものがないというと辛口すぎるかもしれませんが、便利が過剰すぎて不便になっている感じですね。
初めて洋服をネットで探してみた結果、
「洋服をネットで買うのが当たり前」
という時代に、
「確かにそうやけど売りたい人と欲しい人はまだまだちゃんと繋がっていないなぁ」
と感じました。