HOFI-021 オーガニック超長綿タック襟Tシャツのホワイトをより白く改良しました!

タイトルの通り、半袖Tシャツの定番アイテム「HOFI-021 オーガニック超長綿タック襟Tシャツ」の白を改良してより白くしました。

白という色は染色ではなく漂泊によって出している色なので今回の白については「従来よりもしっかり漂白した」ということになります。

それではなぜ従来しっかりと漂泊していなかったのかといいますと、漂白をやりすぎると素材が傷んでしまって肌触りが悪くなってしまうからです。

この品番に使用しているインド産の超長綿は柔らかな肌触りが特徴なんですが、漂白を過度にやりすぎると素材本来の油分が抜け落ちてしまい柔らかさが損なわれてしまいます。

なのでこれまでは柔らかさと白さを天秤にかけて、柔らかさを選んでいたというわけです。

しかし今回、柔らかさを残しつつ白さを向上するべく従来の漂白処方に改良を加えて、より白い生地に仕上げることができました。

今後はこの白を東大阪繊維研究所のスタンダードにしたいと思っています。

実は来年の春に向けて白Tシャツの極みとなるような新商品を企画中で、10オンスで白1色展開の半袖Tシャツを作っています。

このTシャツの白も今回の「より白い白」を使用します。

ちなみにその10オンスのやつはこんな感じです。

特に我々のような古くからある産業だと最新の技術革新が起こったりすることはほとんどなく、これまでの技術を少しずつ改善していくような形でしか商品の品質向上はできません。

なので今回の白についても人によっては「大した違いはないじゃないか」と思われるかもしれないほどの、非常に微妙な差なのかもしれません。

けれどもこうやって日々少しずつでも商品に磨きをかけていくことを続けていけば、何年か先にはとてつもなく素晴らしい商品が出来上がっているはず!という希望というか野望のようなものをもって私たちはモノづくりに励んでいます。

そんなわけで、定番アイテムの白がよりすっきりとしたクリアな白になりました。

皆様この夏を東大阪繊維研究所の白T改め「真っ白T」で爽やかにお過ごしください!

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